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グラディエーター  GLADIATOR

2006–01–18 (Wed) 00:00
32.jpg

圧倒的なカリスマの生き様がここに !

マキシマス、惚れました。男も惚れる男とはこのことね。

★★★★★★★★★★


決して、何者にも侵す事のできない美学と、
高潔で無欲な不器用さと泥臭い素朴さのある男。
卓越した才覚故に、また時代が時代である為に、
人を殺める運命を背負って生きていくことしか許されず
望まずとも英雄になるべくして生まれて来たカリスマ。

ラッセル・クロウのマキシマス、なんて良い男なのでしょう。

高潔で非情なる戦士というのがマキシマスを象徴しているが、ブレイブ・ハートのカリスマと違うのは、自ら好んで人殺しすることなどないということ。

この作品、何度も鑑賞しているが、つくづく無駄のない、
映像と音楽がうまく融合した、完成度の高い作品だと思う。

正直、最初はレンタル返却日だから早送り~って感じだった。
もともと残酷描写は超苦手な私なのに、これまでの戦闘映画にはない芸術的とさえ感じる、重厚で哀愁を帯びた映像と音楽の素晴らしい融合はいつしか私の心を少しずつ捉えていった。

見どころは、戦闘シーン以外にも沢山ある。
単純な復讐劇に秘められた物語性は観客を大いに感情移入させてくれる。
この映画は、壮大な古代ローマを舞台にした二人の男の悲しい物語なのだ。
一人は愛されて、もう一人は愛されなかった。それが悲劇に繋がっていく。
皇帝を演じるホアキン・フェニックスを心から憎憎しく思ったが、 
権勢の影に隠された心の弱さ、一人の哀れな男を見事に演じきっていた。
本物のコモドゥスも剣闘士との戦いで落命し、史実にも合っている。

闘いを離れたマキスマスの世界もとても好きなシーンが多い。
麦の穂を撫でながら歩くシーンはマキスマスの心の世界を表している。
その生と死の狭間の果てに妻子の待つ故郷(天国)が存在する。
時として、家族に想いを馳せる表情にはグッと来る。
台詞が少ない分、感情を表す瞳の演技が実に素晴らしい。

アカデミー最優秀作品賞、最優秀主演男優賞(ラッセル・クロウ)
など、5部門のオスカーに輝いたからというだけではなく、
完成度が素晴らしい。間違いなく、リドリー・スコットの傑作です。



私的には重要な点として、吹き替えではなく字幕版がベスト。
ラッセルの超渋い声に比べて、吹き替えは役不足と訳不足で どうしても、映画の質まで下がったように感じてしまうのよ。それだけマキシマスという人物像にはあの声が重要なほどハマっている。

あと、よく話題になるラッセルの鼻水のシーン。
これは監督が、そこに必要なのは『鼻水だ』と要望を出したから。『鼻水?』と聞いたラッセルは、一度後ろを向き、振り返り様にあの演技でリドリーの要望に見事応えたいう。役者魂です。

(某サイトに投稿した自分のレビューを再編集して載せました。)





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コメント

コメントありがとうございました

megさん、こんばんわ!訪問ありがとうございます。
素敵なレビューですね。満点だし、私以上にこの作品に魅せられていると感じました。マキシマスは、『真の男』ですよね。何度見ても惚れ惚れします。
TB貼り、上手くいかない事が時々ありますが。メゲずにこれからもヨロシクお願い致しまする~。

隣の評論家さんへ

TBありがとうございます。こちらも再挑戦したのですが、またダメなようですぅ。。涙 レビュー読んでいただけて嬉しいです。鑑賞回数的にも(マキシマス以外のシーンは早送りも含め)満点かなぁと思いました。ほんと!真の男とはまさにそうですねー。融通利かず妻を殺された点はいかがなものかと思いますが。笑 はい、また懲りずに挑戦させてくださいね~~。

こんにちは

TBありがとうございました。
私はmegさんのようにここまできちんと書いていないのですが、こちらからもTBつけさせていただきますね。
この作品私も大好きですよ~
何を間違えたかDVD2組も持ってます(^^ゞ
いつの時代もカリスマを求めるものですが、ラッセルはその力量を発揮できる一人として私は結構評価しています。プライベートでは色々言われていますけどね。彼のマキシマスは絶品です。
いい監督に恵まれてますよ。いい出会いがあるということはそれだけ期待されてもいい何か要素が必ずあるはずで…
DVD見るたびに哀しい男の姿に魅せられて泣いてますわ(T_T)
今後ともよろしくお願いします

charlotteさんへ

わー早速お越しくださって嬉しいです。TB有難うございます。実は私もDVDは2セット持ってます。笑 ラッセルはこの作品の前、「LAコンフィデンシャル」と「インサイダー」を撮っていて、どれも別人ですよね。いつもそのギャップと緻密な役作りが素晴らしいなーと思っています。言葉の少ないマキシマスの瞳の演技も素晴らしかったですね。もう40歳、プライベートも落ち着くでしょうか。笑 DVDの中で「マキシマスは生きていたという設定『グラ2』をやろう!」としきりにリドリーに持ちかけていたけどどうなんでしょうね。こちらこそ、今後ともどうぞよろしくお願いします^^  

コメント&TBありがとうございました。

この作品は、全ての愛を勝ち得ていたマキシマスと全てから拒絶されたコモドゥスの対比の見事さに尽きると思います。コモドゥスの願望の具現化がマキシマスという存在であり、そうなりえなかったが故に自身の全存在を賭けて否定せざるをえなかったコモドゥスの悲劇であると思います~。(ホアキン怪演!!お見事!!)
ところで、リドリー・スコット監督作品「A Good Year」で、再びラッセルとタッグを組むようですよ?(あとバズ・ラーマン監督とも~)

romper-stomper-rcさんへ

こちらこそありがとうございます。さすが、ラッセルファンのromper-stomper-rcさんだけあって、まさにその通りですね。ホアキン「ウォーク・ザ・ライン」では雰囲気が全く違いますよね。確実に成長してるなと思いました。ラッセルがリドリーと新しいグラのDVDでその話してましたよね。またリドリーとタッグを組むんですか!?めちゃくちゃ楽しみです!バズ・ラーマンだとロマンス系でしょうか?どちらにしろ待ち遠しいですね~。また色々教えてくださいね^^

はじめまして~

megさんはじめまして、、
コメント&TBありがとうございました~
ラッセル・クロウのマキシマスはとってもかっこよかったです。彼の運命には生き様には泣かされました~~
剣闘士同士の殺し合いを楽しむローマの観客が、、時代が、、少し怖かったです。。

「シンデラマン」も観てらっしゃるんですね~♪
私も、DVDを待ちます~~ww
また宜しくお願いします。

るりさんへ

るりさん コンバンワ。こちらこそありがとうございます。
私もビデオで観て同じように感じた派です。最初はメグ・ライアンの恋人だったくらいの興味しかなかったんですけど、観たらメグの気持ちが分かりました。笑 私もローマ人たちの狂気な感覚が怖かったです。シンデレラマンももうすぐDVD出そうですね。今後ともどうぞよろしくお願いします~。

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