2006–01–19 (Thu) 00:00
因果は巡る・・・。こういった類の作品、なかなか足を踏み入れる勇気のないわたくしも
とうとう観てしまったわ。隣人13号。
血生臭さ炸裂ではあるけど、人の心の重要性を突きつけられる濃い内容の作品でございました。
★★★★★★☆
心無いイジメによって、イジメられた人間の心がどれほど深く傷つき、それがトラウマとなり、時には深い闇を抱えることになるのかをリアルに考えさせてくれる。
イジメっ子だったら背筋がゾッとして慙愧の念を感じるに違いない。
過去の抑圧された恐怖や屈辱から別の人格を同居させる主人公。
小学校の時、自分をイジメていた張本人に再会したところから別人格が姿を現す。実際に何人もの人格がその時々で心を支配し、ある時には陽気なA、ある時には変わり者のBとなって、本来の人格はどこかに押しやられるというようなドキュメントを、TVなどでたまに見ることがある。
決して空想の産物ではない問題なのだ。
いやーー中村獅童は怖かった。小栗旬との対象的さが人格支配後のコントラストをより強烈に感じさせている。
イジメっ子の赤井のような人間は大なり小なりどこにでも存在していると思う。
「何年前の事だよ・・・」と赤井は愕然とする。イジメた人間はそんなものだ。しかし、イジメられた人間はトラウマとなって、今も苦しんでいるかもしれない。
自然の摂理として、自分のした事って必ず自分に返るものと私は考えている。何倍にもなって返ってくる可能性だってある。
まして周りや家族を巻き込むようなことだって赤井のようにあるかもしれない。
自分の言動には本当に責任持たなければと改めて考えさせてくれた。
このまま突き進むのか・・・と、重い気持ちで迎えたラストは、
意外にも救いが用意されていた。あんなに過激な血生臭さが、
スーッと浄化された感覚だった。
憎しみを溶かすのは心からの許し以外にはない。
イジメ問題がはびこる現代社会に警鐘を鳴らす作品として、
多くの人にゼヒ観て欲しい。きっと何か伝わるものがあるハズ。
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