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拘束のドローイング9  DRAWING RESTRAINT9

2006–02–12 (Sun) 00:00
kousoku.jpg 63510768_ma_1barney-main.jpg
 愛の変容

マシュー・バーニー&ビョークのアートなお伽噺
Transformation of Love

★★★★★★    公式サイト


金沢21世紀美術館でも展示されていた、マシュー・バーニーのアート。
「拘束のドローイング9(DR9)」の映像世界。3週間限定上映とあって、しかもDVDにならないという噂もあるじゃないですか! これは観なければ・・・ってことで、渋谷シネマライズへ行ってきましたよ。初日に。

「クレマスター・サイクル」でも絶賛を浴び、ドローイングをテーマに作品を発表してきたバーニー。日本の伝統文化でもある「茶道」や「捕鯨」をモチーフにした、ラブストーリーをめぐる「変態」の物語です。

まず、ラッピングする日本女性の手元が写し出されるのだけど、ここで早速、五感を揺さぶられ始めました。 だんだん、それが婚礼の引き出物だと分かるのだけど、その流れるような手さばきと、紙と紐の素材感や形作られる美しさが、私には心地良かった。

なんかね、一定のリズムをもって、映像、色彩、質感、音、が迫ってくるような、なんとも不思議な世界なのですよ。

d0061243_16492195.jpgこの作品、主な出演者はバーニー本人と愛妻ビョーク。あとは普通の日本人たちなのです。日本人の整然とした作業風景やおもてなしが、その一定のリズムにぴたりとはまってるんですねー。その不思議な作業を、当たり前のようにこなしている姿も、不思議な感じがしましたわ。


身を清められ、毛皮でできた羽織袴や白無垢を着付けられ、日本髪を結われ、眉を剃られ、お歯黒を塗り、ほら貝を背負わされた二人ですが、バーニーの全裸にはビックリでございました。笑 次第にできてゆく完成形は、日本の神道の婚礼をクリエイティブにしたようなお洒落さです。ただ、ちょっと重そうでしたけど。笑

茶室でのお茶のたて方も面白いのですよ。お道具が貝のお碗だったり、ホネ貝でお茶をたてたり、全て貝でできてるのです。

scan0020wbs.jpg  

鯨の体内で生成される希少な媚薬「竜涎香」の甘美な魔力によって惹きつけ合う二人が、情動と狂気によって、ファーストエンブレムの完成と共に脱皮してゆく変容形と開放に、あーそういうことね・・って思いました。
感じたことは、「拘束を解き放ち、真の開放を得る」そして、「拘束の中にも真の開放が有る」どちらも、普遍的な人生のテーマなのだと気づきます。

まあ、アートな作品なので、理屈に捉われず御伽噺として観て来ましたが、空気感のある色彩や音は好きでした。
それから、ビョークの歌がすっごく良くて、CD購入しようかと思ったほどです。取り敢えずぐっとこらえて、以前のCDをレンタルしてきました。ビョークの作曲を、宮田まゆみさんがパールを纏った凛とした後姿で笙を奏でるのも印象的でした。

d0061243_4591882.jpg

テーマ→見た映画 / ジャンル→映画

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コメント

ハロぅ!

サイト見てたら記事が載っていたので、見にきました。BLOOG-RANKINGに載ってましたよ!また見にきますね~!

Konさんへ

はじめまして。チェックしたことがないのですが、来て下さって嬉しいです^^ またいらしてくださいねv-22

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