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白バラの祈り オリジナル・シナリオ

2006–03–10 (Fri) 00:00
P1010042.jpg

フレート・ブライナースドルファー 著 
『 反ナチ、あるドイツ人少女の闘い──。ヒトラー政権に抵抗した学生グループ“白バラ”のゾフィー・ショル。逮捕から処刑までの五日間の魂の軌跡を描き、世界中の観客が涙した映画『白バラの祈り』の完全版シナリオ』

カットされたシナリオ部分や活字になった台詞を読んで、ゾフィーの心の機微がより伝わってきました。映画では、看守から「手紙を書きなさい」と促され、自分が即刻死刑に処される運命であることを知ったゾフィーが、一人になって叫ぶシーンがありますが、このシナリオには叫ぶシーンがないのです。


 ゾフィー  まだ九九日あるかと・・・・・思っていたんですが・・・・

 女性看守は首をふる。今やゾフィーにはあらゆる希望が消え失せてしまったのだ。彼女は今日中に死ななければならないのだ! 彼女は放心したように看守を見ている。文句をいったり取り乱したりせず、息が止まってしまいそうな恐怖と戦っている。


本当のゾフィーも叫ばなかったのか、後であのシーンが付け加えられたのか分かりませんが、ゾフィーはショックの克服には努めたものの、絶望に打ちのめされることがなかったのです。むしろ、死を前にして穏やかに輝いていたというのです。彼女の精神力の凄さをそのまま理解することは難しいということで、人間的な苦悩を感じさせるあの叫ぶシーンが付け加えられたのかもしれません。


彼らの行為が無駄ではなかったことを示す言葉も書かれています。

ウィンストン・チャーチルは一九四七年に「白バラ」についてこのように語った。
「ドイツには、対抗勢力がありました。それはあらゆる民族の政治の歴史において、もっとも高貴で偉大なもののひとつです。その人々は内側からも外側からも援助を受けることなく-----ただ、自分の良心がそれを許さないという理由から------闘いました。生き延びているかぎり、彼らの姿は私たちには見えません。それは、彼らが身を潜めていなければならないからです。彼らの死が、ドイツで起こったすべてのことを正当化するものではありませんが、彼らの行為と犠牲は、新しい国家建築の不滅の基礎にほかなりません」
テーマ→洋画 / ジャンル→映画

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コメント

ゾフィー・ショル

megさん、こんばんは~☆
この「ゾフィー・ショル、最期の日々」の映画の方は、「ヒトラー最期の12日間」で予告を観た時から、ゾフィーの姿が頭から離れない作品で、コチラではまだ公開されてないのですけど、・・・そうなんですか、彼女が叫ぶシーンはシナリオにはないんですね。確か「ホテル・ルワンダ」でもドン・チードルが一人になって嗚咽するシーンはシナリオには無かった演出だとパンフに書いてあったのを思い出しました。実際のゾフィーの気丈さにも驚かされますが、映画として見る時、やはり主人公が感情をあらわにしてくれることによって、コチラも同じ様に受け止めた感情を吹き出すことができるのでしょうね~。
シナリオの方も読んでみたくなりましたし、公開が待ち遠しいです。^^

ラクサナさんへ

こんばんわ。コメントありがとうございます♪
「ヒトラー最期の12日間」ご覧になったのですね~。きっと両方観ると、より時代背景が理解できてメッセージをより感じ取れるような気がしますね。
 「ホテル・ルワンダ」でもそうなんですね~。
>やはり主人公が感情をあらわにしてくれることによって、コチラも同じ様に受け止めた感情を吹き出すことができるのでしょうね~。
ほんとにそうですね~。観客は登場人物の感情と重ねて気持ちを盛り上げますから、抑えた演技だと物足りなさを感じそうですよね。シナリオは、ゾフィーの心の内面が書かれていてより理解が深まりますよ。上映されたらぜひゾフィーご覧になってくださいね~♪

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